「注文住宅」カテゴリーアーカイブ

父のこだわりを取り入れた住宅リフォーム

私の実家は街ではなく、町にあって、その家を建てたのは、もう30年以上も前のことです。当時、父親は現役バリバリの営業マンでした。家を建てるために一生懸命働いて、私が中学生のとき、一戸建ての注文住宅を建てました。

一本の太い梁を使った木造の家が父の自慢でした。部屋のほとんどが和室です。子供部屋も和室でした。畳の部屋に、かわいいランプとカーテンがミスマッチだったことを子供ながらに思っていました。

鉄筋コンクリートが流行り始めた頃でした。建築会社から色々な選択肢を紹介されましたが、父は自分の思いを譲らず、一環として、木造家屋の数寄屋造りでした。風通りもよく、人の出入りもしやすい、居心地のよい家ではありましたが、歳を重ねて、段差が気になるようになってきました。

私は、建築や内装に興味がとてもあるので、両親とリフォーム前によく話をしました。昔ながらの作りですので、玄関は大きく、家の真ん中に廊下があって、廊下の両側に部屋が並んでいます。幸い、和室は引き戸ですので、それは、高齢者が住むには戸の開け閉めにスペースと取らず、良い作りだと思います。問題は廊下でした。父は、どうしても数寄屋作りの雰囲気を壊すことを好まず、決めた手段が廊下にも畳を敷くということでした。

畳の縁は気になるものの雰囲気を壊すことなく、リフォームできたと思います。全部をフラットに継ぎ目なくする板張りのリフォームが一番安全なのでしょう。でも、気持ちよく住むには、住む人の気持ちを組み入れることが大切です。そういう意味では、良い折衷案なリフォームができて良かったと思っています。

注文住宅でも、自分でリノベーション

6年前に、初めてみよしに平屋の注文住宅を建てる事になりました。

年齢60歳。

これからの体力も考えて、平屋にしようと決意しました。なぜなら、2階建てだと、階段の上り下りの大変だと思ったからです。

それでも、日本風ではなく、欧州風にしたいと、色々住宅メーカーを探しました。

資金が一杯あれば、当然完全注文住宅に出来るのですが、当初予算は、1200万円でした。

しかし、この金額では中々業者が見つかりません。

そこで、大手の住宅メーカーに連絡をしました。

そのメーカーは、低価格での住宅販売で売り出していた為、こちらの希望のデザインは無理だと思っていましたが、気持ちよく、こちらの要望を聞き入れて下さいました。

しかし、こちらの要望を、多く出せば出すほど、金額は、どんどん跳ね上がっていきます。

仕方がないので、アイランドキッチンを辞め、格子窓を諦め、土壁の希望を、クロスにして、徐々に金額を抑える事に専念しました。

その代わり、キッチンの上の戸棚は要らない。

食器棚も要らない。と、自分で作れそうなものは、あとで作ろう、と、一大決心をして、それでも、1380万円での完成になりました。

引っ越しを終えてからが大変!

毎日、日曜大工に明け暮れる日々が続きました。

そのお陰で、何とか、アイランドキッチンにでき、食器棚も、オープンな、喫茶店のような食器棚が完成し、壁紙にレンガタイルを貼ることにより、重厚感が溢れました。

これから年月をかけて、自分達の好きな住宅に変化させていきたいと思います。

この方法だと、安く、かえって味が出ると思います。