家本体より土地探しの方が大事

私はたまたま選んだ豊田市で注文住宅を建てた土地の周辺環境が良かったのですが、今から家を建てるための土地探しをするというのであれば、広さよりむしろ周辺環境のリサーチの方が大切だと強く思います。親友は熊本市内で平屋を建てたのですが、家具は大阪市でオーダー家具を注文し、家そのものよりも周囲環境で「勝った!」と感じたそうです。仙台市で外壁の修理をした方も羨んでいました。

その地域の近くに住んでいればどんな土地柄かがわかっているので良いですが、県をまたぐ引越し、例えば愛知県に新築一戸建てをする場合などです。いくら不動産会社が調べてそれを伝えてくれたとしても、やっぱり住んでいる人たちが持っている感覚をそのまま受け継ぐことはできません。足を運んだだけではわからないことがたくさんあるので、引っ越し先が遠いとなるとここは不利に思います。

私の今の家の周辺環境のうち、青梅市のマイホームとして暮らしやすいなと思う箇所は暮らしに必要な全てが身近にあるからです。都会でも田舎でもなく、中途半端なところですが、逆にそれが良いのかも。最寄り駅からは徒歩20分ちょっとですが、自転車族or車族であることからあまり普段電車を使う家族はいません。使うにしても自転車で行けば10分くらいです。病院もどの科もそれなりの近さで、胃腸科、耳鼻科、歯医者、総合病院も近くにあります。駅に行くまでの道にありますね。スーパーも中学校も家と駅の間にあります。都会へは電車を使わないと行きにくいですが、暮らしやすい土地だなと思います。もし相模原市ならガーデニングもできるでしょうね。

人がわんさかいる地域でもないので歩く時に人にぶつからずストレスフリーですし、人目も気になりません。近くに整備された大きな公園があるのでウォーキングにも良し。慣れた土地だったので今まではあまり意識しませんでしたが、これは慣れただけではなく本当の立地が良いのだろうと思うようになりました。だから生活する上であまり不便を感じたことはありません。おかげさまでゼロエネルギーハウスの新築一戸建てで満足して生活できています。


家本体をいくら豪華にしても、やはり周辺環境が整っていないと暮らしにくいと思います。土地探しは家作りの最初の一歩なので、慎重に、失敗しないように何もかも調べつくした!と思えるくらい実際に行って歩いてみるのが良いと思います。遠隔地でもそうすれば後悔は最小限で済むのではないでしょうか。